もやし日誌

日記のようなもの

ruby-gtk2のCocoa移植に失敗した

ここ数日挑戦していたruby-gtk2のCocoa移植ですが無理だったので詳しく結果報告をしたいと思います。

具体的に何をしたか

gtk-osxは起動すら出来ず即クラッシュ。mikutterの認証画面すら表示出来ず終了。

描画エンジンにQuartzを使うものはruby-gtk2との相性が悪くアクセス違反を起こしてクラッシュ。

gtk-osxってどうよ?

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こんな風に標準でIMEが使えたりとかX11を使うのに比べて非常に便利です。

まあRubyでは使えなかったのでダメですけどね。ネイティブにGTK+のライブラリを呼び出すなら多分行けます。

GIMPとかInkscapeの移植には十分使える

この2つはちゃんと動きました。公式で配布されているパッケージも最近はQuartzを使っているようですね。

現状素直にX11に頼ったほうが良い

結論としてはX11に頼った方がちゃんと動くしIME以外困ることは殆ど無いでしょう。

ruby-gtk2のXへの依存部分が大きかったため無理なんです。ソースから問題が起きている箇所を見つけて改修するのは無理ゲーなのでやりません。

興味がある人は試してみてください(環境を壊すだけなのでやめたほうがいいです)

MacPortsならオプションをちょっと弄るだけで出来ます。

Rabbit - MacPortsでインストール

まあやるだけ時間の無駄(計10時間ぐらい費やしました)なのでやらないほうがいいです。

あと、素直にUbuntuとかで動かしたほうが絶対楽です。(あたりまえだけど)